1月の結婚式はおめでたい雰囲気がある反面、帰省や仕事始めで忙しいイメージもあります。
忙しい為、ゲストにとっては結婚式は迷惑に感じることも・・・?
今回は1月の結婚式について、ゲストの本音や挙式件数、費用、メリット、デメリットなどとことん調べてまとめてみました。
挙式する時期を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
INDEX
1月の結婚式は忙しいから迷惑?実際はどうなの?
1月の結婚式は忙しいのでゲストにとっては迷惑と言われますが、実際のところはどうなのでしょうか。
そもそも1月は仕事始めで忙しいの?
1月は仕事始めで忙しいというイメージがありますね。
ですが実際にどこの会社も1月は忙しいのでしょうか?
私の経験を振り返ってみると内勤の時はそれほど1月は忙しくなかった覚えがあります。
年末で仕事の区切りをつけてしまうので、むしろ1月はゆっくり過ごすという感じでした。
ただしその後職種が変わり外勤になった後は1月は忙しくなりました。
おそらく、1月が忙しいかどうかというのは会社の業種や職種にもよると思います。
1月は休みが取りにくい?
管理人は仕事の関係で色々な会社に行ったことがありますが、1月はそれほど忙しくないように見える会社もありました。
私の感じ方なので実際にはいろいろあると思いますが、1月は余裕があるし有給も取りやすいようという会社も実際はありそうです。
余裕がある時期だったら、職場にも気兼ねなく結婚式を挙げやすいですね。
自分の職場は何月に忙しいのかを知っておくと結婚式の予定も立てやすいです。
1月だとゲストは集まりにくい?は本当
1月の前半はお正月休みなので、帰省したり家族とゆっくり過ごす人が大半です。
そのため1月の前半に挙式をするのはゲストに迷惑なのではというイメージもあります。
ですが、実際には家族親族がお正月ぐらいにしか集まれないというケースもあります。
こういった場合に、家族や親族だけの少人数の挙式を1月の前半に行うこともあります。
大勢のゲストを招待する結婚式では、ゲストの都合上厳しいかもしれませんが、家族や親族だけの少人数の結婚式であればアリだと言えるでしょう。
1月の結婚式は少人数婚がおすすめ
1月はプライベートで忙しい人が多い・・・ということは1月は少人数の結婚式に向いていると言えます。
友人や同僚などのゲストは1月は忙しいので大規模の披露宴だとなかなか集まりにくいです。
一方で、家族や親戚だけにゲストを絞った少人数の結婚式にすれば予定も立てやすいです。
毎年お正月には親戚で集まるという人も多いですしね。
実際に1月の挙式を見てみると、家族や親戚だけの少人数の結婚式が多いです。
▼少人数結婚式ってどんな感じ?
データから見る1月の結婚式
1月の結婚式をデータから見てみましょう。
統計からわかることもいくつかあります。
では早速ご紹介していきます。
1月の挙式件数の割合
先輩花嫁さんたちに、挙式した月を聞いてみたところ以下のような調査結果になりました。
調査数は737件です。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017より
【挙式を実施した月はいつですか?】
1月:3.5パーセント
2月:5.2パーセント
3月:6.9パーセント
4月:9.9パーセント
5月:11.3パーセント
6月:9パーセント
7月:7.1パーセント
8月:4.3パーセント
9月:9.5パーセント
10月:13.4パーセント
11月:13.3パーセント
12月:6.2パーセント
無回答:0.4パーセント
1月は一番挙式件数が少ないですね。
実際に1月は結婚式のオフシーズンにあたります。
挙式件数が少ないので、費用も安く良い日取りが取りやすいというメリットもあります。
1月の結婚式費用
結婚式の費用というのは固定価格ではなく変動価格です。
例えば野菜みたいに季節や条件によって費用は変わってゆくのですね。
特に影響されやすいのが季節です。
季節ごとの費用の推移の目安をグラフで見てみましょう。
季節によって変化があるのが分かりますね。
とある式場スタッフさん曰く、費用が高い時と安い時で、ゲスト単価が1万円以上は変わってくるそうです。
実際の費用はゲスト単価×ゲストの人数となるので、かなり大きいところですね。
1月の結婚式はオフシーズン
先程の挙式件数の割合と費用の目安のグラフを合わせてみましょう。
そうすると、挙式件数と費用がきれいに連動してるのがわかります。
グラフが上がった部分がオンシーズン、下がった部分がオフシーズンです。
1月はオフシーズンに当たりますね。
そのため挙式件数も少なく、費用も割安になっています。
オフシーズンだと、安く結婚式が挙げられますし、大安吉日の良い日取りを押さえやすいです。
婚姻届提出の割合
婚姻届を提出する月ごとの割合も見てみましょう。
婚姻届の提出と結婚式の月は必ずしも一致するわけではなく、だいたい挙式日前後の記念日や節目となる日に婚姻届を提出するカップルが多いです。
婚姻届けを提出した月
【婚姻届けを提出した月】参照:厚生省人口動態調査2013年
1月:6.5パーセント
2月:8.1パーセント
3月:10.5パーセント
4月:8.2パーセント
5月:8.4パーセント
6月:7.5パーセント
7月:9.2パーセント
8月:7.3パーセント
9月:6.8パーセント
10月:7.8パーセント
11月:11.1パーセント
12月:8.6パーセント
婚姻届の提出率を見てみると1月はわりと少ないですね。
帰省や仕事で忙しかったり、といったことが影響していそうです。
1月に結婚式を挙げた有名人は?
1月に結婚した芸能人を見てみましょう。
一部抜粋しました。
2004年1月26日:奥菜恵
2006年1月1日:加藤紀子
2009年1月7日:沢尻エリカ
2012年1月17日:若槻千夏
2015年1月1日東出昌大&杏
2016年1月11日:北川景子&DAIGO
1月の結婚式と言えばブライダル福袋も欠かせない
お正月といえば福袋の季節です。
結婚式も例外ではなく、様々なところがブライダル福袋、ウェディング福袋などを販売しています。
福袋を利用すれば、結婚式費用をかなりお得にすることができますよ。
2018年度の福袋の中身を少し見てみましょう。
・西武池袋ブライダル福袋
電車4両を使って旅行しながらオリジナルウェディングを挙げられる福袋です。
映画「8年越しの花嫁」とタイアップしたCMでも紹介されていますね。
西武旅するレストラン「52席の至福」で挙げる貸切ブライダル福袋:201万8千円(限定1組)
・東武グループ2018年ウェディング福袋
1組2名20万1,800円
東武鉄道SL「大樹」の復活にあわせ新制服を着用した人前式です。
1両貸切で乗車し、まず鬼怒川温泉に移動して記念撮影後、日光金谷ホテルに移動、宿泊となります。
応募条件:結婚予定の鉄道好きなカップル又は夫婦
・京都高島屋ブライダル福袋2018
フォーシーズンズホテルやハイアットリージェンシーなどの有名ホテルをはじめ、平安神宮や下鴨神社の挙式など豊富なウエディングプランを用意しています。
福袋を制約された方にはさらに6つの特典がつきます。
こういった体験型の福袋で結婚式を狙ってみるのもありですね。
毎年違う種類のものがありますので、要チェックです。
1月の結婚式のメリット、デメリットは?
1月の結婚式のメリット、デメリットも気になるところですね。
まずはデメリットを順番に見ていきましょう。
1月の結婚式のデメリット
花嫁&女性ゲストは薄着なので寒いかも・・・
1月と言うとやはり肌寒いです。
一方、結婚式の定番のウェディングドレスは肩が出るデザインが多いです。
そうなるとやはり普段よりも寒く感じるということを心得ておきましょう。
室内では大丈夫ですが、演出や記念撮影などで外に出る場合は注意しましょう。
肩にかけられるショールを用意したり、屋外用のストーブをそばに設置してもらったりするのがお勧めです。
また同様に女性ゲストも薄着で結婚式に参加することが多いです。
少しでも外に出る場合は、カイロを配る、ショールを貸し出す、ストーブをいくつか設置するなど忘れずに配慮することも大切です。
グリーンガーデンは、冬の間は見た目が寂しいこともある
春や夏の間は青々と緑豊かで綺麗なガーデンでも、冬は葉っぱが落ち見た目が寂しいこともあります。
特に結婚式場を春や夏に見学した場合は、イメージにギャップが生まれてしまうかもしれません。
結婚式を挙げる同じ季節に式場見学をする(つまり1年前)と丁度自分たちが式を挙げるときにはどんな感じなのかわかりやすいです。
月の前半は参加できないゲストが多い
1月の前半で結婚式を挙げる場合は、ゲストが参加しにくいことがあります。
お正月休みで帰省していたり、旅行に行ったり、家でのんびり過ごしたいと考えるゲストが大半だからです。
新年会や飲み会なので予定がぎっしりという場合もありますね。
1月の前半での挙式を考えるのであれば、大勢のゲストを招待する形ではなく、家族や親族だけで行う少人数結婚式やお食事会(会食)などの形が良いかもしれません。
1月の結婚式は非常識と考えているゲストもいる
残念ながら1月の結婚式は非常識だ!けしからん!と思っている人も中にはいます。
(もちろんそうでない人もいますが)
招待されて一番困る月はいつ?というアンケートの結果、1月は3位になりました。
結婚式に招待されて一番困る月はいつですか?(参照:ハナユメ)
12月:27.5パーセント
8月:25.5パーセント
1月:22.5パーセント
2月:7.2パーセント
4月:6.7パーセント
3月:5パーセント
7月:1.7パーセント
6月:1.5パーセント
10月:0.7パーセント
11月:0.5パーセント
5月:0パーセント
十分に日付に配慮してるのであれば問題はありませんが、1月の結婚式は非常識で困ると考えているゲストも一定数いることは頭に入れておきましょう。
1月の結婚式のメリットは?
続いて1月の結婚式のメリットを見てみましょう。
お正月でめでたい雰囲気
1月は1年の初めということでおめでたい雰囲気です。
新たな2人の門出には適した時期と言えますね。
せっかくですのでお正月をテーマにした飾り付けや演出などを取り入れるのも良いでしょう。
会場に門松を飾ったり、席札をおみくじにしてみたり、ケーキカットではなくて酒樽の蓋を割る鏡開きをしても良いですね。
オフシーズンで費用が安い
1月の結婚式は1年を通じてオフシーズンに当たります。
結婚式の費用は需要に影響されるので、オフシーズンは費用が安くなります。
ですので、同じ結婚式でも価格を抑えて挙げることができます。
費用を節約したいとお考えの方はオフシーズンを狙うのも良さそうです。
1月の結婚式には和装がよく似合う

参照:椿山荘
日本の良さが見直され徐々に人気に火がつき始めたのが和婚です。
大正天皇の結婚式がルーツとなる伝統的な結婚式の形です。
1月の結婚式には和婚を選ぶ人が多いようですね。
年の初めに厳かな和の結婚式というのはとても似合います。
ドレスと違って和装は着物を重ね着するので、真冬の1月でも寒くないですしね。
肩の出るドレスに比べて防寒対策もバッチリです。
和婚の場合は、会場も和の雰囲気に整えられたところが似合います。
着物もぐっと映えますよ。
昨今の和婚のブームもあり伝統的な会場でもリニューアルオープンしているところが多いです。
▼1月に似合う和の結婚式場をチェック
1月の結婚式はお得だけどゲストに配慮が必要!少人数結婚式もおすすめ!
1月の結婚式の特徴をまとめてみると、やはりゲストへの負担が大きくなる分ゲストへの配慮が必要といえます。
ゲストそれぞれの都合やスケジュールなども考慮し、日程を考えてみましょう。
少人数結婚式もおすすめですよ。
1月はまだ寒いので防寒対策もしっかりしたほうがよさそうです。
ストーブやカイロでしっかり体を温めて風邪をひかないようにしましょう。
1年の初めの縁起の良い1月。
二人の門出にもぴったりの時期ですし、お正月のテーマの結婚式はとても素敵です。
是非素敵な結婚式を作り上げていきましょう。