結婚式の挙式会場や披露宴会場の装飾として欠かせないのがお花です。
華やかな印象にしたいのなら会場装花は大事ですが、あれもこれもと飾っていくと莫大な費用がかかります。
今回は結婚式でお花を飾るべき場所を絞ってご紹介します。
それぞれの相場もご紹介しますので節約されたい方、要チェックです。
INDEX
結婚式で会場装花が使われる場所をピックアップ

参照:ベル・クイーンズ須賀川
結婚式で装花がよく使われる場所をピックアップしてみました。
結婚式では結構いろいろな場所にお花が使われますね。
もちろんここで挙げた場所すべてにお花を飾るべきというわけではないので注意してください。
また、ブーケやフラワーシャワーなどは除外してあります。
結婚式で装花が使われる場所
ゲストテーブル
メインテーブル(高砂)
挙式会場
受付
ウェルカムボード、ウェルカムアイテム
ウエディングケーキの台
司会者やゲストスピーチのマイク
キャンドルサービスのトーチ
新郎新婦のグラス
ケーキナイフ、など
詳細を順に見ていきましょう。
※費用相場はゼクシィや私自身の結婚式での費用を参考に目安を書いています。
ゲストテーブル 7,820円/1卓

参照:アニヴェルセルヒルズ横浜
費用相場:7,820円(1卓あたり)
披露宴会場のゲストテーブルです。
ゲストに近いところなので、一番ゲストの目につく場所でもあります。
メインテーブル(高砂) 6万6,951円

参照:AQUAVIT
費用相場:6万6,951円
新郎、新婦のテーブルです。
ゲストみんなが注目する場所ですし、よく写真に撮られる場所です。
若干ゲストからの距離も離れているので、生花の中に造花を混ぜてもあまり気づかれないようです。
挙式会場 3.5万円

出典:ザ グラン 銀座
費用目安:3.5万円
挙式会場の場合は、バージンロードの両端や、祭壇の部分がお花で飾られます。
挙式会場は、すでに式場側で装飾をしている場合が多く、追加で飾らなくても大丈夫なこともあります。
受付 1万円

参照:花凛ブライダル
費用目安:1万円
受付のテーブルやカウンターにお花が飾られます。
受付の場合は、お花だけでなくウェルカムドールやアクセサリーなどいろいろなアイテムを飾って華やかにしている方が多いです。
ウェルカムボード、ウェルカムアイテム 5,000円

参照:花凛ブライダル
費用目安:5000円
ウェルカムボードの額縁や、ウェルカムアイテムを彩るために生花が使われます。
ただし、ウェルカムボードやウェルカムアイテム自体が華やかであれば、お花はそれほど必要ないかもしれません。
ウエディングケーキの台 1万円

参照:ORIENTAL FLORIST
費用目安:1万円
ウエディングケーキを載せる台の部分の装飾です。
ウエディングケーキが白一色の場合には、お花の色があると鮮やかに見えますね。
お花以外にもナプキンやアイテムなので華やかに見せる方法もあります。
司会者やゲストスピーチのマイク 3,000円

参照:花のブラザーズ
費用目安:3000円
司会者やゲストがスピーチで使うマイクにお花で装飾をします。
お花以外にはリボンが使われることも多いです。
キャンドルサービスのトーチ 3,000円

参照:神戸コンチェルト
費用目安:3000円
キャンドルサービスの時に利用されるトーチ(新郎新婦が持つ、キャンドルに火をつけるための棒のようなもの)です。
こちらもお花以外には、リボンが使われることが多いです。
新郎新婦のグラス 3,000円

参照:大阪セントバース教会
費用目安:3000円
新郎新婦の飲み物のグラスの部分の装飾です。
乾杯の時はグラスを高く上げるので、みんなに注目されます。
ただそれ以外の時はあまり見えないところなので、重要度は低いかなと思います。
ケーキナイフ 3,000円

参照:神戸コンチェルト
費用目安:3000円
ウエディングケーキをカットする時のナイフです。
実際はケーキナイフの装飾よりもウエディングケーキのほうに注目が集まりますが、おそらく大勢の人がケーキカットの時に写真を撮ります。
ですので写真に残ることを考えたら、ケーキナイフの装飾は無いよりはあったほうがよいでしょう。
結婚式でゲストが注目する箇所はズバリどこなの?
結婚式の装飾は、注目されるところはしっかりしてそれ以外のところは削っていきたいもの。
となると気になるのはゲストが注目する場所です。
ゲストはどんなところを見ているのか気になるところを調べてみました。
ゲストが一番注目するのはゲストテーブルとメインテーブル

参照:ホテルモントレ
私自身が結婚式に参加したり、結婚式を挙げた経験からいうと、会場装花が最低限必要なのは
ゲストテーブルとメインテーブルの2つだけです。
ほかの部分の装花は、あるに越したことはありませんが、なくてもあまり気付かないです。
またお花でなくてもリボンやアイテムなど他のもので飾る方法もあります。
やはりゲストが注目するのは自分自身のゲストテーブルの装花と新郎新婦のメインテーブルの装花の2つです。
ここをしっかりと豪華に装飾できていれば、ほかの部分の装飾がなくてもほとんど気になりません。
ウェルカムボードやマイクなどの小物類の装花に費用を回すよりは、ゲストテーブルとメーンテーブルの2つに集中して装飾をしたほうが効果的でお勧めです。
会場装花を楽しみにしているゲストは少ないが、会場装花をケチると気づかれやすい
意外に思われるかもしれませんが、会場装花を楽しみにしているゲストの人は少ないです。
当サイトでも調査してみたところ、会場装花を楽しみにしていますと答えた方は、179人中1人だけでした。
それも厳密に言うとお花を楽しみにしてるわけではなく、会場全体のインテリアや内装を含めた全体的な雰囲気を楽しみにしているという回答でした。
実際にゲストの人が楽しみにしているものは、多くは料理や花嫁の衣装などです。
会場装花に期待をしている人はごく少数派といえます。
しかし、だからといって会場の花を節約するとすぐにゲストの人に気づかれてしまいます。
会場装花はゲストテーブルにもある分目に付きやすいのですね。
よく結婚式の中でケチるとゲストに気付かれやすい項目として、料理、引き出物、
装花があげられます。
ケチったなと思われたくなければ、気を抜けない項目なのです。
主な判断基準となるのはお花のボリューム

参照:フォルトゥナ倉敷
ではゲストが会場装花のレベルの判断の基準としているものは何でしょうか。
それはお花のボリュームです。
ゲストが相当花に詳しくない限りは、お花のボリューム、量を見ていると考えてよいでしょう。
お花が多い場合は高い費用が掛かったんだろうなと感じますし、お花が少ない場合は費用を節約しているんだなと感じます。
実際、お花の値段は花の種類やその季節によっても異なるのですが、ゲストの方はそこまで細かいところは見ていません。
ですので、お花のボリュームに注意すれば、ゲストの方にも豪華な装飾だなと思ってもらえます。
まとめると、
ゲストテーブルとメインテーブルの二つの装花をボリュームたっぷりで飾り付けるのが、豪華に見せるコツ
となります。
私の場合はメインテーブルとゲストテーブルだけ装花を利用/費用は安く、豪華に見せられました
私の場合は、結婚式費用を節約したかったため、会場装花も必要ないところは徹底的に削りました。
まず、マイクやケーキナイフなどの装花は利用せず、自分でリボンを使い、手作りしました。

シュガークラフトで作ったケーキ
そして受付などの装飾は、自分で作ったウェルカムドールやシュガークラフトケーキなどお花以外のものを飾っていました。
この辺りは特に生花でなくてもよいと考えたからです。
また、ゲストテーブルやメインテーブルの装花はもともと式場がかなり安く提供してくれていました。
どうしてかなと思って詳細を聞いてみると、ほかの結婚式で使われた花を使いまわすことによって安く抑えてるそうです。
そのため、もちろんゲストがお花を持ち帰る事はできませんが、そのぐらいのデメリットであるなら許容範囲と思いました。
さらに装飾の花をよく見てみると、フラワーベースに竹を利用したり、生花以外のアイテムを加えたりなど花を使わなくても豪華に見せる工夫をたくさんされていました。
この辺もお花の費用を安く抑えるポイントだと思います。
最終的に私たちのお花の費用は以下の通りでした。
メインテーブル | 3万5千円 |
ゲストテーブル | 5千円×9テーブル=4万5千円 |
合計 | 8万円 |
先輩花嫁さんのアンケート調査によると、会場装花の総額平均は19万1千円とのことですのでだいぶ安く抑えられました。
(参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
まとめ/会場装花はメリハリをつけて費用を節約しよう
会場装花はやはりこだわればお金がかかってしまうもの。
豪華に装飾しつつ費用を節約したいのなら、ゲストテーブルとメインテーブルに絞ってボリュームをアップさせるのがお勧めです。
選択と集中というやつですね。
メリハリをつけた装飾をしていきましょう。
ちなみにこの記事を書く際に結婚情報サイトの先輩花嫁さんの口コミをいろいろと参考にしました。
結婚情報サイトは、会場装花のことだけでなく結婚式準備全般の情報がたくさん載っているので、結婚準備をしている方にはお勧めです。
結婚式場探しをしている人限定のお得なキャンペーンなどもありますよ。