家族や親戚、親しい友人など少人数のゲストで行われる少人数結婚式。
一般的な披露宴に比べて人数が少ないため寂しいのでは??
でもそんな心配はいりません。
少人数でもバッチリ盛り上がれるような結婚式の演出や装飾アイディアをまとめてみました。
是非あなたの結婚式にも取り入れてみて下さいね。
INDEX
少人数結婚式は寂しい?
一般的な披露宴は60名から80名程なのに対し、少人数結婚式は30名から40名未満なので、賑やかさや盛り上がりに欠けるイメージがあります。
ですが実際には少人数結婚式であっても、一般的な披露宴と同じ場合もありますし、適切な会場サイズを選べばあまり寂しく感じることもありません。
逆に少人数結婚式は新郎新婦とゲストの距離が近いため、アットホームな雰囲気になって良かったと感じる先輩花嫁さんも多いです。
少人数結婚式だからといって寂しくなることはありません。
盛り上げるためのアイディアを見ていきましょう。
少人数結婚式を盛り上げるための演出、装飾アイディア
少人数の結婚式を華やかに演出するためのアイディアを集めてみました。
会場や装飾などのハード面と、演出やサービスなどのソフト面の2つに分けてご紹介します。
- 会場や装飾などのアイディア
- 演出やサービスなどのアイディア
では早速見ていきましょう。
会場や装飾などのアイディア
はじめに、会場や装飾等のアイディアを見ていきましょう。
少人数結婚式におすすめのポイントをご紹介します。
1.装飾を多めにする

参照:ホテルコンコルド浜松
人数に比べて部屋が大きい場合は、ガランとして寂しく見えてしまうこともあります。
そういう時は会場の飾り付けを豪華にすると見栄えが良いです。
ちなみに生花を装飾に利用すると費用がかさんでしまうため、バルーンやリボン、グリーンなどたくさん使ってもあまりお金がかからないものを利用すると節約ができます。
またスペースが余ってしまった時は、マイクを設置して演出やスピーチ用のスペースにしたり、椅子を配置しても良いですね。
テーブルを置いてキャンディービュッフェやデザートビュッフェを行っても華やかになります。
2.人数にあった会場を利用する
少人数結婚式の場合はあまり会場が広すぎるとかえって寂しく見えることもあります。
会場のサイズは人数に応じて選ぶと良いでしょう。
少人数専用の会場もありますし、大きな会場をパーティションやカーテンで区切って使うこともできます。
3.長テーブルを使う

参照:TRUNK By Shoto
少人数結婚式で使われることが多いのが長テーブルです。
よく使われる丸テーブルに比べて、ゲスト同士の距離が近く、賑やかな感じになります。
最近では少人数結婚式だけでなく、普通の結婚式でも長テーブルを取り入れるレイアウトが流行っているようです。
また長テーブルの上に緑の装飾をしても可愛らしい感じになりますよ。
4.見晴らしの良い明るい会場にする

参照:TRUNK HOTEL
会場を明るい雰囲気にしたいのなら、窓から自然光をたっぷり取り入れられる見晴らしの良い会場がお勧めです。
実は筆者自身も、自分の結婚式の時には見晴らしの良い会場で行いました。
やはり景色が良いと自分自身やゲストのテンションも上がりますし、会場の雰囲気も明るくなります。
オススメですよ。
5.デザートビュッフェなどを設ける

参照:大分オアシスタワーホテル
料理に関する演出として大人気なのがデザートビュッフェです。
特に女性や子供から人気があります。
デザートビュッフェは見た目も可愛らしく華やかですし、どれにしようかな?と選ぶ楽しさがあります。
少人数結婚式でも演出として取り入れれば喜ばれること間違いなしです。
6.フォトスポットを作る
会場にフォトスポットを作るとゲストが写真を撮りに来て盛り上がります。
「インスタ映え」、「フォトジェニック」というキーワードは最新のトレンドでもありますね。
例えばウェディングツリーやバルーン等の大き目の装飾や、新郎新婦の手作りのオブジェ、ウェディングケーキなどインスタ映えするものはゲストにもきっと喜ばれます。
せっかくですので何かオシャレなものを手作りしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
演出や進行などのアイディア
次は演出や進行などのソフト面のアイディアを見ていきましょう。
少し工夫するだけでも効果的ですよ。
1.プロの司会者を頼む
少人数の結婚式の場合は特に司会をおかないこともありますが、あえてプロの司会者にお願いをすると式の進行にメリハリが出てきます。
プロの司会者ですと、とっさの場合のアドリブもバッチリですし、安心して任せることができます。
また演出に関してアドバイスをもらえることもあります。
司会者の費用は結婚式場と提携の司会者の場合は7万円程、外注の場合は3万円程かかります。
式場によってはパッケージで初めから見積もりに含まれている場合もあります。
予算に余裕があったら検討してみてはいかがでしょうか。
2.盛り上がる音楽を流す
結婚式には音楽も重要です。
一般的に盛り上がる感じの音楽をかけたいときはハウス系のミュージックがお勧めです。
また人気のあるディズニーやジブリの曲やゲストが好きな曲を混ぜると印象に残るようです。
特に少人数結婚式の場合はゲストの数も限られているので、ゲストの好きな曲を1曲ずつ流すというのも楽しいですよ。
3.アルバムを置いたり、思い出の映像を流すなど共通の話題になるものを提供
先輩花嫁さんの声を聞いてみると、ゲストの話題づくりの為に思い出のアルバムを作って渡したり、ゲストの懐かしい映像を流したという声がありました。
実際に筆者が結婚式に参列した時のことを振り返ってみると、アルバムなどの小物や映像から話題が広がるということも多かったです。
ゲストが手持ちぶたさにならないように話題となりそうなものをちりばめてあげるとよいでしょう。
4.料理の演出を入れる
結婚式の演出はどれも楽しいものばかりですが、特に料理の演出はゲストたちも食べられるので2倍楽しめます。
目の前でお肉を焼いたり、ソルベパフォーマンスを行ったり。
また新郎新婦がパンをゲストにサーブするという演出もあります。
それほど費用をかけなくても行える演出もありますので、どんな演出ができるのか式場スタッフと相談してみるのが良いでしょう。
5.新郎新婦と話す時間を多く設ける
少人数結婚式の良い点として多く挙げられるのが「新郎新婦と話す時間が多かった」ということです。
ゲストが大勢いる結婚式では新郎新婦はとても忙しいのであまりゲストと話す時間は持てません。
ですが少人数結婚式の場合はわりと時間に余裕があることが多いので、ゆっくりお話しする時間も持てます。
やはりゲストもお祝いに来たからには新郎新婦とお話ししたいと思っています。
せっかくですので、一つ一つのテーブルを回ってゲストと触れ合う時間を作ってみてください。
テーブルラウンドの演出をしながら回るのもお勧めです。
最近人気なのはフォトランドですね。
フォトラウンドは次でご紹介していきますが、こうしてゲストとの触れ合う時間を多くとると結果的に盛り上がって良い結婚式になります。
6.フォトラウンドで全員と写真を撮る
結婚式の演出として人気なのがフォトラウンドです。
フォトランドとは新郎新婦がゲストのテーブルを1つずつ回って写真を一緒にとることです。
ゲスト全員と記念撮影ができますし、費用もそれほどかからないので今や定番となりつつある演出です。
記念撮影を行った後に写真をゲストと共有したら喜んでもらえますよ。
少人数結婚式の場合は、時間に余裕があるので1人ずつと写真をとっても良いかもしれませんね。
7.演出サービス会社を利用する
結婚式というとゲストによる演出が思い浮かびますが、少人数の場合は演出を頼めるゲストがなかなかいないかもしれません。
そういう場合は外注で演出を頼むという方法もあります。
私はスロイウェディングというところに司会者を外注しましたが、そこでは演出サービスも行っています。
調べてみると他にも演出を行ってくれる外注サービスは多く、なかには流行りのフラッシュモブなどもありました。
予算は多少かかりますが、確実に場を盛り上げてくれるので効果的に取り入れてみると良いでしょう。
▼司会者や演出の外注サービス
8.ストレートにゲストに感謝の気持ちを表す
結婚式を挙げた理由を先輩花嫁さんに聞いてみると、「親や親戚やゲストに感謝の気持ちを表したいから」と答える人が圧倒的です。
結婚式の意味を考えるときに、「感謝を気持ちを伝える」ということは欠かせないポイントです。
ですが、大人数の披露宴ではゲストとの距離が遠く、なかなか気持ちを伝え切れないこともあります。
その点ゲストとの距離感が近い少人数結婚式では一人一人直接話して感謝の気持ちを伝えることもできます。
少人数結婚式ではゲスト1人ずつに特別なメッセージやプレゼントを用意したという新郎新婦もいました。
特に親御さんにギフトを贈呈する人は、一般的な披露宴でも多いですね。
結婚式という改まった場でもストレートに気持ちを伝えられれば自然と盛り上がることは間違いなしでしょう。
みんなは少人数結婚式でどんな演出をした??SNSで集めてみたよ
実際に先輩花嫁さんたちの少人数結婚式の様子はどんな感じなのでしょうか?
行われた少人数結婚式の様子を引用させていただきました。
超少人数でやったけど、結婚式とかバリ楽しかったで。 pic.twitter.com/VrGB1FahwL
— 椿原 ばっきー / Bucky (@Bucky_mkt) 2018年3月9日
これはとても楽しそうです。お天気も良かったのかな。
舟に乗るのは少人数だからこそ出来るアクティビティですね。
結婚式から無事帰宅。新郎新婦共に知ってたってのもあるし、新婦とは前の職場の真の同期やからってのもあってか、結婚式入場からボロ泣き。親族かよって感じ。最後の手紙もボロ泣き。
もう本当に幸せな気持ちでいっぱいになった。しかも少人数だったからか結構自由で新婦と沢山話すことできた。最高。 pic.twitter.com/Vc6dcopGUX— ゆゆゆ (@A_Ma5u0) 2017年9月24日
同じ職場だった先輩の結婚式へ。
とにかく綺麗だし、わりと少人数の披露宴だったけどこの中に招待してもらえるなんて本当に有難い♡
こういう場には弱くてすぐ泣いてしまうわ…
料理はイチゴのソースが斬新👏👏
どれも素敵!そして一変、散らかった一人暮らしの家に帰るんだから涙が止まらない pic.twitter.com/kAp1jvXdMQ
— TOKO††† (@jz5hz0026) 2017年6月24日
総じて少人数の結婚式はアットホームでとてもよかったという声が多かったです。
見ていてこっちが幸せになるくらい。
結婚式は規模の大小ではなく、そこに込められる気持ちが大切なんだなぁと気が付かされました。
少人数結婚式は今後増えていく結婚の形
昨今の景気や節約ブームの流れからしても、少人数結婚式は今後増えていく結婚の形だと個人的には思います。
また金銭的な面以外でも、一昔前のように世間体やしがらみのために結婚式を挙げるのではなく、本当に自分たちがしたい結婚式の形を考えてみたら少人数結婚式になったという人達も結構います。
少人数結婚式の増加に伴って、対応する式場やサービスも増えてきていますね。
少人数結婚式の実態や件数などについても、こちらの記事にまとめてみました。
よければ参考にしてみてください。
少人数結婚式でも寂しいことはなし!あまり気にせず結婚式を楽しもう
今回は少人数結婚式でも寂しくならないためのコツをご紹介してまいりました。
ちなみに筆者も少人数結婚式に参加した経験がありますが、少人数でも寂しくなるということは全くありません。
どの結婚式もそれぞれ個性的で、寂しくなる暇はないというのが実際の所です。
ですので、寂しいかな?など心配する必要は全くないでしょう。
・・・とはいえやっぱり準備はちゃんとしておきたいんだという場合にご紹介したコツをいくつか実践していただければと思います。