挙式や披露宴などを行わずに、婚姻届だけを提出するナシ婚。
準備の負担も少なくお金も節約できてなかなかスマートな形に思えます。
ナシ婚の実際のところや、選ぶ人の割合等ナシ婚に関して気になるところをまとめてみました。
ナシ婚は次世代の結婚式の形となるのでしょうか?
ナシ婚は結婚式を挙げずに婚姻届を提出するだけのこと
冒頭でも書きましたが、ナシ婚は結婚式を挙げずに婚姻届を役所に提出するだけのことを指します。
結婚式をしないので、準備の手間もかかりませんし、大幅な出費も控えられます。
結婚式の費用は平均350万円とかなり高額ですからね。
一方で婚姻届を提出するだけだとメリハリさに欠けるため、ナシ婚の場合はいまいち結婚したという実感が持てないという声もあります。
ナシ婚の割合は?若い人が多い?
実際にナシ婚を選ぶ人がどれくらいいるのか、アンケート調査で割合を見てみましょう。
参照:アニヴェルセル総研
結婚のタイミングで何もしなかった人の割合
- 20代:40.9パーセント
- 30代:26パーセント
この結果を見ると、20代の若い世代の方がナシ婚の割合が高いですね。
ナシ婚を選ぶ人の多くの理由は費用面の問題です。
若い人だとまだ貯金が十分でないこともあるため、ナシ婚を選ぶ割合が増えているのではないかと考えられます。
親世代は結婚式を望んでいる割合が多い
新郎新婦の親世代側のアンケートもあるのでご紹介します。
私たちの親の世代だと結婚式を挙げるものという感覚が強く、子供にも結婚式を希望している割合は多いです。
参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2017
- 子供に挙式をしてほしい:67.6パーセント
- 子供に披露宴をして欲しい:61.4パーセント
半数以上の親御さんが結婚式を希望していますね。
ただし、親は自分の希望を子供に伝える事は少ないという結果も同じアンケートから出ています。
結婚式を望んではいるけれども、実施するかどうかは子供の意志に任せるということですね。
ナシ婚を選ぶ人の理由
ナシ婚を選ぶ理由も気になるところです。
理由はいろいろありますが、一番多く見られたのは金銭面です。
結婚式はお金がかかりまし、費用面で負担を感じるカップルも多いようです。
ナシ婚を選ぶ理由
- 費用の問題
- 準備が面倒
- 目立つことやセレモニーが苦手だから
- 結婚式をする意味が感じられない
- 再婚だから
- 呼ぶゲストがいない
- 特に結婚式に憧れていない
- ほかのことにお金を使いたい
ナシ婚は不景気の世相を反映?
個人的には結婚式の形は時代の流れを反映していると感じています。
例えばバブル期はハデ婚、バブルがはじけたら地味婚と変わっていったように結婚式の形は日本の経済の影響をもろに受けます。
今はどちらかというと不景気なので、費用が大幅に節約できるナシ婚は今の時代を反映した金銭的にスマートな形と言うことができそうです。
実際にナシ婚を選んだ人の声を集めてみた
実際にナシ婚を選んだ人の声をSNSなどで集めてみました。
ナシ婚で他の方面にお金を回した人をみると、私も真似したくなったわ
— 地デジ蚊201@頑張れ九州 (@135himiko) 2018年3月25日
夫婦の数だけ色々な式の形があっていいと思う。ナシ婚も今は沢山いるし、私と夫も元々ナシ婚派だったけど義両親の意見聞いて式はやろうと思った。私が着飾りたい欲がないってのは伝えてるしわかってくれると思うから、気持ちだけしっかりもって式をやらせてもらおうかな。軽い気持ちではやらない。
— ぽにゃ (@inu263) 2018年2月24日
まぁーた弟に
結婚式の招待状きてる
しかし若いのに
よく結婚式できるなわたしの周りは
わたし含め
ナシ婚の考えの人が
多いのに‥— りおか˚✧₊⁎@MHW (@riokarintou) 2018年2月17日
ナシ婚は夫婦仲に影響するという説もあり
ナシ婚を選ぶと夫婦仲にも影響するという気になる噂もありますね。
実際のところ、それはひとつの要素にすぎないと思いますが、アンケートなどで見てみると相関関係が見られるようです。
確かに、結婚式の楽しい思い出はあとから思い出してみても心の拠り所になりますからね。
また結婚式を境に結婚したという感覚(やる気)が生まれるので生活にメリハリがつきます。
こういった結婚式のプラスの面は、お二人の今後の夫婦仲にも多少影響はしていくといえます。
とはいえ、夫婦には夫婦の数だけ答えがありますので、そんなに気にしなくても良いと思います。
結婚式をするかしないかは二人でよく考えて決めよう
結婚式を挙げるか挙げないかはかなり重要なことです。
ナシ婚を選ぶにしても、お二人でよく考えてから決めましょう。
ただナシ婚を選んでも、数年たってから結婚式を挙げる夫婦もあります。
ナシ婚を選んだら一生結婚式ができないということでもないので、あまり固く考えず、お二人でいろいろと話し合ってみてくださいね。
こちらの記事も参考になるかもしれません。